本年は癸巳で五黄中宮の年。癸巳という干支は一言で言うと「にわか雨」という意味を持っています。これを現実世界に読み解くと、「巳」=成熟しきってやや行く先を見失っている状態に、「癸」の雨が降りそそぎ、いったん立ち止まって足元を見直す、という状態を表します。
また「癸=水」「巳=火」という相反する性質から、火と水の闘いを伴う改革が予想されます。癸は大洪水ではなく日常の範囲の雨で、癸も巳も陰性であるところから、大事には至らない小競り合いの範囲でしょう。しかしそれは、一つ間違うと大きな変革に発展しかねない危機感をも秘めています。
古来、五黄中宮の年は大災害や戦争、テロなどが勃発しやすい年であると言われています。しかしそれは年単位での話。もう少し大きな大局というサイクルで見ると、2009年〜2017年の9年間は三碧木星の中宮期にあたります。前回の五黄中宮年である2004年は四緑木星中宮、前々回の1995年は大局でも五黄中宮でした。ここに「土用」の要素を入れると、興味深い図式が見えてくるかもしれません。このような要素から見ますと、本年2013年は実質的には過酷な事態は起こらないものの、世間が騒がしく、いろんな矛盾が表面化したり、それが人々の口に喧伝される傾向があるでしょう。特にその矛先は官公庁、政治家、大企業ほか、各界のトップに向けられ、権力者の不正が暴かれる事態にもなるでしょう。マスコミ関係でも古いメディアであるテレビ、新聞、雑誌の権威は薄れ、インターネットの影響が更に大きくなるでしょう。
これを将来につながる実のあるものにする為には、私たち一人一人が目先のことに惑わされず、重要なことはしっかりと踏まえた上で、大山鳴動鼠一匹にならず、雨降って地固まるの年にしたいものです。
五黄土星中宮(癸巳年)五黄殺、暗剣殺:なし
※8月は年月共に同じ九星が重なる時期で、祐気取りや引越しを積極的に行う方が多いようですが、個人的見解ではこの時期は不要不急の動きは極力控えるようにお勧めします。年月同会の時期は良くも悪くも別のリスクを伴います。 |
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2013年の風水盤と吉凶表
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2013年の月盤 |
本命・月命星別吉凶表 |
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2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 九紫火星 | 八白土星 | 七赤金星 |
6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 六白金星 | 五黄土星 | 四緑木星 |
10月 | 11月 | 12月 | 翌1月 | 三碧木星 | 二黒土星 | 一白水星 |
タオの風水暦の構成1、2013年の月盤……1年間の毎月、毎日の九星盤が参照できます。共通の凶方のみ色(青、緑系)がついています。2、本命星別吉凶表……各本命星別に、毎月の吉凶方位が色分けされています。(凶方=青、緑系、吉方=ピンク) 3、本命・月命別吉凶方位……他にはどこにも存在しない、このサイトだけのオリジナル方位表です。吉凶の度合いが詳細な点数表になっています。点数の出し方、趣旨については点数表の解読をご参照下さい。 2013年度版の節入り時刻は、最新の情報に基づいています。2008年度版以前の風水暦は資料が古いので、節入り時刻だけは新しいものに読み替えてご使用下さい。 最新の情報はこちら→本命・月命早見表(節入り時刻一覧表)【2013年度版について】
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