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点数表の解読

お願い

この項目は、運命学の基礎的知識のある方だけお読み頂きますよう、お願いします。このページの内容についてのサポートはしておりません。

点数について

原則として、プラスは吉、マイナスは凶ですが、基準になる数値がある訳ではありません。
数値がかなり大きくなってしまったのは、各要素別の比重を決めるのに、本命要素6,5、月命要素3,5などとすると入力に手間がかかるため、単純に二倍したりした為です。

現在のところ、最高点が74点(本命・月命とも五黄土星で、1958年10月の北東)というのがあります。最低点の方は同じく本命・月命とも五黄土星で、1958年南東がマイナス231点となりました。本命殺、五黄殺に加えて歳破と月破です。定位との相性もマイナスです。
しかしこの大吉方たる北東は、吉方には違いないのですが、鬼門なので変化変動のリスクを伴い、積極的使用のためらわれる方位です。これらの要素は、点だけでは表しきれません。

これは一つには、点数表がまだ未完成のせいもあります。
もう一つは、点数表の数字はあくまでも数字でしかなく、方位の象や要素まで現しきれないためです。
数字の欠点をカバーするために、従来の方法で八角形の方位盤に色づけしていますので、方位盤と点数表を見比べながらご判断をお願いします。


点数表の要素について

大きく分けて、三種類の要素があります。
1、その年の、万人共通の要素
この中には、年盤と定位盤の相性、月盤と定位盤の相性、年盤と月盤の相性の三項目があります。
それほど大きな比重は取っていませんが、定位盤の上にどんな星が回ってくるかによって、助け合うか、反発しあうかが分かります。社会情勢などはこの要素だけで判断できますので、無視できません。この項目は純粋に相性だけの点数とし、破は加算していません。

2、本命星の要素
本命別年盤の吉凶、月盤の吉凶、冲・破・合、本命と定位の相性の四項目があります。
冲・破・合は、現在定位対冲のみ加算しています。破と合は十二支を使いますので、この表では加算せず、通信鑑定にのみ加味しています。
定位対冲については、非常に専門家の方からの質問が多いので、この点だけ明らかにしておきます。
筆者は南と北、東と南(四正)の関係をマイナス2とするなら、北東と南西、南東と北西(四偶)の関係はマイナス1としています。昔は北と南の関係だけは全面的に凶としていましたが、本命一白水星の方が南を使用した場合でも、使う星によってはわりあい吉効果が得られるからです。ただし、短期間、近距離にした方が無難なようです。
この項目は一番比重が大きく、五黄殺、本命殺、破が重なった場合は加算法を取っています。

3、月命別の要素
月命別年盤の吉凶、月盤の吉凶、月命と定位の相性の三項目です。
2の次に大きな比重を占め、これも加算法です。


以上の要素により10枚のシートを作成し、生気は○点、死気は○点、五黄殺は○点などと書き入れ、重ね合わせて算出しました。
本命、月命別81種類の点数表の下敷きとして、それぞれ10枚づつ要素別のシートがあるわけです。
何度か試算した結果、定位盤の比重を重くしすぎると、本命殺であってもプラスになったりする場合があり、何度か変更しました。

この比重についてはまだ検討の余地はありますが、現在のところ、いちおう全体的には妥当な出来だと思います。
一方、方位別象意の方は、一年を通じた結果ですし、点数表の補正を兼ねて作成したものですので、やや大まかです。この点については改善して行きたいと思います。


※象意別方位表(☆★表=2004年まで採用)のみに適用した要素について

点数表のほうは本命、月命別にするのが目的だったため、象意の要素についてはあまり重点を置いていません。
例えば「自分の星が中宮する年は、吉方はあっても八方塞がり。北東方位は吉方であっても鬼門なので、使用する場合は慎重さが必要」などなど、方位の象は数えあげればきりがありません。
これを加味していった結果、ややバラつきが出たきらいはありますが、これもだんだん完成してゆきたいと思います。

方位の影響が最も大きく現れるのは、本命五黄土星の人です。
これは五黄殺と本命殺、暗剣殺と的殺が重なるためということはご存じでしょうが、この表でも加算法を取った結果、点数の上で顕著に出ました。
本命五黄は、一番吉方も多いかわりに、凶方は非常な最大凶方になってしまうのです。
いっぽう、本命三碧木星と四緑木星は、吉方が少ないかわりに、それほど極端に悪い点数は出てこず、わりに点数が平均化されています。運命とはよくしたものだと思った次第です。


※2002年度版の改変点

2002年度版からは、土星に少し厳しくチェックをいれています。点数表の方では、単に土星同士の比和であれば点数が良くなっていますが、土星同士は極力重ねて使用せず、「開運方位」という観点からは特に、八白土星方位はあまり積極的には使用しないようにしています。

※2003年度版の特徴

本年も土星に厳しくチェックを入れています。また、本年度版の点数表は、点数が良くても祐気取りに向かない場合はその部分がグレーになっています。土星の重ねや水火殺を加味したものです。特に本命三碧木星と四緑木星は、南は年盤で一白水星が回っていますので、安易に祐気取りなどに使用しないよう、全面的にグレーにしています。他の本命星は点数がよくない場合は特に変更していません。
(なお、来年度版からは点数の計算方法が変更になります。本命・月命・定位の比重を変更する予定です)

※2005年度版の改訂点

■九星盤の年盤、月盤に天道、生気を加えました。吉神、凶神は他にも多数ありますが、天道と生気が代表的なものです。凶意を軽減し、吉意を増します。迷った時には加味して考えて下さい。
■本命・月命別点数表において、特に移動に相応しい方位は濃いピンク、その次に移動可能な方位には薄いピンク、点数がよくても移動に相応しくないと思われる時期はグレーになっています。(あくまでも作者の判断です)点数は絶対評価ですが、色分けは相対評価です。ですので、その本命・月命で全く吉方がない場合には、より凶意の小さな時期・方位を薄いピンクで抽出してあります。
■点数表は、昨年までの分より、月命の比重がやや小さくなっています。(全体の1割程度軽減)その為、全体の点数合計じたいがやや低くなりました。
■定位対冲要素の中で、水火対冲のみやや比重を高くしました。
■九星別の運勢はカットしました。九星別に大まかな傾向はありますが、他のサイトと似たような内容になりますし、運勢はあくまでも個人のものだと思います。
■来年度から、更に改訂するかもしれません。


※2006年以降は、月ごとの吉方位に特に色づけしたり祐気取りの時期を指定したりはしていません。初心者の方が増えましたので、あまり無闇に素人判断の移動を進める結果になってはいけないという思いからです。
吉方位なら何度でも動けば良いわけではなく、その方の運勢の流れや、先天的な移動運なども関連しますし、方位だけでなく家相も大切だからです。この風水暦は「消極的活用」とお断りしておりますので、十分な配慮をお願いします。


「点数表の解読」

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