西表で2014年2月15日~2月21日
2月15日 大潮 月齢15.2 干潮13:32=60㎝ 満潮19:39=167㎝
大浜に移動。海水で一度濡れた足は、乾いたようでもいつまでもべた付き、シュラフの内側が足にまとわりつくので、面倒でも真水で洗うようになった。
深夜の干潮時間に、海に獲物探しに行くことが多く、足が冷えて眠れない。足元にホッカイロが欲しいが、ペットボトル湯たんぽを発想できなかった。風邪も悪化して体調悪いが、熱が出ないのは幸い。
ハマグリのような形の岩 | 奇妙な形の岩が続く | 命名:ガメラ岩 |
2月16日
12時00分、単独でナサマに向かう。数日前探せなかったクイラ越えの入り口を発
見。波風高く、15時30分に大浜に戻る。
単独でナサマへ | 目印の浮きを見落とすと もう道は分からない |
ナサマは目の前だが |
行っても釣りは 出来そうにもない |
食材たち | 炊き込みご飯とインスタント みそ汁の食事は上等なほう |
2月17日 中潮 月齢17.2 干潮14:34=46㎝ 満潮20:46=167㎝
再再度、単独でナサマに向かう。うまく着くことが出来れば一晩滞在する予定。昨日入
り口を見つけたクイラ超えを登ってナサマに向かうこと一時間、足元は絶壁となり通行
不能。道が分からなくなり引き返す。
朝日を望む | 景色は良い | 相変わらず巨石が多い |
また巨石 | クイラ越えの道 | 分かりにくい |
ナサマの裏側の崖 | そそり立つ崖 | 巨岩が聳える |
クイラ越えの道、本当にこれかと不安になるほど分かりにくい。
ナサマの裏側に来たがここで足元が崖となり道を失い前進不能、道探せず引き返す
足が深く潜って体力を消耗 | 海中を歩く |
2月18日
南風見田に向けて発つ。ボーラ浜で20年間毎年キャンプに来ているという、筋金入りのキャンパーとまた出会う。クイラ越えは崖の手前から右に抜ける道があるとのこと。降り道は左側だと思い込んでいた。
長野から西表に20年通う人 | グンバイヒルガオ |
2月19日 中潮 月齢19.2 干潮15:49=40㎝ 満潮9:47=161㎝
休養日。昨夜は寒くて良く眠ることが出来ず。気温13度。
そして2月だというのに夜間は周囲でカエルがキュッキュ・キョロキョロと大合唱を始
める。テントにカエルが張り付くと耳元がうるさすぎて眠れないのでポーンとテント内
側から叩いて払う。他にもいろんな鳴き声がガンゴンうるさく聞こえてくるが、気にし
ていては眠ることは出来ない。
夜間から早朝、ボーー ボオーーと、とんでもなく大きい声で鳴く生物がいる。
木管楽器を力一杯吹き鳴らしているように低く大きく鳴く。それは周囲とはかけ離れて
一際大きく腹に響くような鳴き声なのでなんだろうかと気になる。フクロウだろうか?
鳩だろうと同行者は言うが、それにしてもそんな大声の鳩がいるのだろうか。
帰宅して調べてみると、ボーボーと鳴くのは、恐らくはズグロミゾゴイ。
修理を重ねた靴とお別れ | この方も40年ほど 旅している人 |
ヤエヤマオオコウモリ |
2月20日
朝から民宿やまねこに移動。洗濯とテント乾燥を済ます。
2月21日
1976年旅した頃、大原港で |
大原~石垣港へ。これにて西表島終了。
幾つかのアクシデントと悪天候の日々で、満足度は30%であろうか。
帰宅してなにか良い靴はないかと調べていて(ソロモンの水陸両用シューズ、GECKO)を発見。
ゲッコーとはヤモリのことで、滑りにくい靴底設計なのだろう。水遊びやハイキングにもとある。うむ、水中歩きや岩場歩きにも使えそう。
これなら島ぞうりとの組み合わせで荷物の軽量化もできる。思わず人差し指が、ポチッ!あれっ、俺って…また行くつもりなのか?…
2014年現在の大原港で | 石垣市で靴購入 | 帰宅後水陸両用シューズを買う |
2014年 西表島行 終わり 4/4