西表で2014年1月30日~2月4日

1月30日
大潮 月齢28.7 干潮12:24=60㎝ 満潮18:38=189㎝ 

ホバークラフト タクシーで進む
高速ホバーフラフトで タクシーで7.5kmを稼ぐ

石垣~西表島大原は高速艇で所要時間35分、時速50~60㎞出るのでかなり早く感じる。
以前は低速船で他の島経由2時間ほどかかり、他にはホバークラフト25分などがあった。 初日の大原~南風見田までは、楽をしてタクシー1270円。

南風見田の浜 荷物の重さに苦しむ 豆腐岩前
南風見田の浜 早くも荷物の重さに苦しむ 豆腐岩前

キジハタ幼魚? イリオモテ山猫の糞 豆腐岩裏
キジハタ幼魚? イリオモテ山猫の糞? 豆腐岩裏で休む

平らな岩上で寝る 僅かに水がある 絶好の夕日ポイント
平らな岩上で寝る 僅かに水がある 絶好の夕日ポイント

本日の前進距離僅か4.5㎞、3時間。同行者のリュックはほんの15㎏ほどの重さだが、彼は歩く気持ちがすでに消失、体力も尽きた様子。ついにチョロチョロ水を見つけたサザレ浜で、しかたなく野営する羽目になる。
だが其処は幸運にも、夕日が水平線に沈む絶好の地であった。

1月31日 月齢0.2 干潮13:12=50㎝ 満潮19:26=193㎝

朝日も絶景 足を取られながら
朝日も絶景 足を取られながら

西表島の海岸歩きは、干潮時間にリーフウェイと言われる、干上がった礁湖を歩くのが効率良い。
我らは大潮の期間の干潮時間帯が、最も効率よく歩くことが出来るので、汐見表でもってそれを予め調べておいて、大潮期間は海岸での行動、小潮期間は山地で行動と決めて、計画を立てる。
潮の下がり具合は、中潮のほうにずれこむこともあり、また昼間より夜間の下げ潮のほうが下がる。
今日の前進距離僅か5.5㎞ 3.5時間。 
同行者のふくらはぎが軽度の肉離れを発症。前進困難となり、再度仕方なくテン幕無しで野営。

寝場所 溜まり水 特別天然記念物-カンムリワシ
今日はここで寝る 流水が無く溜まり水を利用 特別天然記念物-カンムリワシ

 

2月1日 大潮 月齢1.2 干潮13:58=43㎝ 満潮20:14=191㎝ 

豊富な水場がある大浜(ウブハマ)まで後戻りして、しばらく同行者の足の養生をすることに。距離2.5㎞。

ウブ浜でキャンプ 単独で前進
ウブ浜で数日キャンプ 翌日は単独で前進

2月2日:雨

大浜でキャンプするも朝から雨模様。午後はナサマまで単独前進するも、岩場のロープは強度的にいかにも頼りなさそうで、さらに波で上部に跳ね上がっていて、使用することは出来ない。
岩場を迂回するクイラ越えの山ルートは、入り口を見つけることが出来ずに引き返す。
クイラ越えは過去に通ったことがあるルートだから、記憶をたどれば何とかなるだろうと考え、鹿川から奥の崎山半島部分は多くの資料を持参したが、鹿川までのルートは安易に考えていた。
しかし現実は、ナサマの崖はロープが利用できずに断念、クイラ越えは入り口が探せない、後日その入り口を見つけ、クイラ越えに進入したが、降り口が崖で行き止まり。ルート不明で逃げ帰るというお粗末さ。

ナサマの位置 ナサマの難所 ナサマの崖
ナサマの位置 ナサマの難所-泳ぎ渡りならここ ナサマの崖10m以上

2月3日 中潮 月齢3.2 干潮15:33=38㎝ 満潮21:50=172㎝ 

カンムリワシを見ようと、海岸歩きに出掛ける。
午後にはオオコウモリが飛翔して我ら嬉しがるが、後でごくごく普通に見られることが判明。

カンムリワシ若鳥 カンムリワシ セマルハコガメ
カンムリワシ若鳥 カンムリワシ 天然記念物セマルハコガメ

2月4日

同行者は、平地であればゆっくり歩けるまで回復、南風見田浜に向けて移動7㎞。

ウブ浜の夕日 シャコを食べるカンムリワシ 命名-ハンバーガーストーン
ウブ浜の夕日 シャコを食べるカンムリワシ 命名-ハンバーガーストーン

 

石だらけの海岸 南部海岸には名石多し ヨークスの岩場
満潮時はこのような海岸を
歩くが、意外と歩ける
南部海岸には名石多し ヨークスの岩場

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